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技術指導写真
その1 伝統の技

 当院では、日本の伝統的な揉み治療である「吉田流あん摩」を施術の基本に据え、指圧、ストレッチ等を組み合わせ、リラクゼーションだけではない、おつらい症状に効果のあるマッサージ(あん摩)を行っております。
 

その2 日本人鍼灸マッサージ師による施術スタッフへの技術指導

 当院の施術スタッフは、視覚障害者職業訓練校で、解剖学、生理学、東洋医学など2年間勉強し、その後も、日本人院長による技術指導を行っており、日々、技術の向上に努めております。

吉田流按摩とはTraditional Japanese Massage

あん摩の歴史

 按摩(あんま)は古代中国におこり日本へ伝来し、西暦701年、日本初の法律「大宝律令」の中で、日本の文献に初めて「按摩」という言葉が登場します。平安時代からは民間療術化し、他人を按摩するようになり、江戸中期に至り、当時の医学的知識をもつ人々によって体系化されるようになりました。現在分かっている江戸時代の按摩流派は、目明きの吉田流、盲人の杉山流といった二大流派で、吉田流按摩は幕末、吉田久庵により起こされました。「吉田流あん摩術」は、弦楽器の弦を弾くように筋線維を弾く“線状揉み”という独特の揉み方が特徴です。明治になり医学は西洋医学が主流になり、あん摩の理論も東洋医学から解剖、生理を基にした西洋医学へとあらためられて今日に至っています。

按腹図解
江戸時代の按摩書「按腹図解」(太田晋斉著)より


あん摩とマッサージの違い

 あん摩マッサージは、力学的刺激(押す、揉む、さする、叩く等)を与え、生体反応を期待する刺激療法であり、基本的には相違はありませんが、手技方法の差により異なる点があります。

あん摩

 古代中国におこり日本に渡来したもので、薄い衣服の上から施術を行い、主に、体の中心部から抹消の方向に筋肉を対象に施術し、筋肉の緊張や凝りを取り除き、新陳代謝を高めます。また、東洋医学の理論に基づいて、気の流れを整えることにより疾病を治癒に導きます。按摩の按は「押さえる」、摩は「なでる」という意味です。

マッサージ

 ヨーロッパにおこり体系化され医療に応用されていたものを明治の中期にフランスから日本に輸入され、皮膚に直接、滑剤(オイル、パウダー等)を用いて、あん摩とは逆に抹消から中心に向かって施術する手技療法で、静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を図り、新陳代謝を促進します。Massage(マサージュ)はフランス語ですが、ギリシャ語のマッシー(揉む)、ラテン語のマヌス(手)、アラビア語のマス(押す)、ヘブライ語の触るなどが語源とされています。
 

 洋の東西を問わず、語源が「押す」「揉む」「撫でる」と起こりは同じですから、古代から痛いところやしびれる部位があれば、本能的に、手で押さえ、さすり、揉むなどして痛みを和らげていたと想像できます。

 当院では、あん摩の手技を用いた施術を行っております。インドネシアではオイルマッサージのお店はたくさんありますが、「刺激が足りない」「体の奥の凝りがとれない」と感じられている方は、是非一度、当院のあん摩をお試しください。

(注) あん摩とマッサージの手技に関しましては、流派により上記説明に当てはまらないものもあります。また、日本で単に「マッサージ」と言うと、通常は「あん摩」のことを指す場合が多いため、当サイトでは、「マッサージ」という言葉を「あん摩」を含めた広義の意味で使用しています。

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